25 January, 2011

ジャック・ロンドンの「鉄の踵」と社会的な精神病の定義の関連性

久しぶりの日本語でのポストです。
ジャック・ロンドンは社会主義や労働者階級についての作品を残していますが、「鉄の踵」では、上流社会級を守るための社会秩序に反する人間や弱者を放置する社会を疑問に思う人をを精神病に仕立て上げたりする話が語られています。集団ストーキングも、加害者側は警察や社会的権威を保護する立場の人たちが多いです。カルトの加害者も結局は上司の命令に従う下級のメンバーでしょうし。
「鉄の踵」を読むと、実際には語られない社会の常識を理解できると思います。集団ストーキングの被害者の中にも、なぜ私たちが被害に遭うのだろう?とかどうして誰も助けてくれないのだろう?といった疑問を持つ人もいるかもしれませんが、「鉄の踵」を読むと、学校では決して教えない社会常識を理解できると思います。

特に、集団ストーキングの被害者は、社会的弱者として扱われ、精神病や犯罪者に仕立て上げられる兆候があります。一般人からアンタッチャブルへの転落について、社会で認められない人々についてはジャック・ロンドンの著作を読むことで、どういった人々が基本的に放置されてきたか分かると思います。現在の社会保障のような一般労働者を保護するシステムは近代のものです。集団ストーキング被害者では、加害者によって基本的な人権や法で守られた権利も剥奪されるか無視される傾向があります。これは、レッドパージで共産主義に賛同する人々が多量に失職したような状況と似ています。911を内部の犯行と唱える人々を精神病だという精神科医などもいますね。社会秩序に反する思想を持つ人が精神病扱いされるのは、ジャック・ロンドンの描いた社会描写そのものです。

「鉄の踵」は結構有名な本なので、図書館に行けば無料で閲覧できると思います。英語版は、Gutenburgなどのサイトで閲覧できます。

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